路線計算から縦断計算、丁張横断まで!40種類以上の豊富な計算機能
各種座標計算から、路線計算・縦断計算・丁張横断をトータル管理。
トラバース・各種座標計算・座標なし計算や面積計算など、豊富な機能で測量・施工管理業務をサポートします。
1.豊富な各種計算機能・データ入出力機能
測量・施工管理業務をサポートします。
トラバース | 放射トラバース/開放トラバース/閉合トラバース/結合トラバース/2点結合トラバース/平行移動/座標2点間計算/逆放射トラバース/逆開放トラバース |
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逆トラバース | 逆放射型トラバース/逆開放型トラバース |
座標計算 | 平行移動/座標2点間/直線の交点/円と円の交点/等分点/延長垂線/方位角斜距離/座標変換 |
面積計算 | 座標面積・分割計算/座標3斜面積/3次元表面積計算/隅切計算 |
路線計算 | IP法/片押法/主要点片押法/逆幅杭算出/線形交点計算/水準測量/水準測量(閉合) |
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データ通信 | 座標データ出力(CAV・SIMA)/座標データ取り込み(CSV・TXT・SIMA) 観測データ取り込み(APA・SOKKIA-SD・FC-7・FC-5)/ TS施工管理データの出力/取り込み※要 TS出来形拡張機能/LandXML出力 |
座標なし計算 | 円曲線/クロソイド/クロソイド基本型/クロソイド凸型/卵型クロソイド/弧長中間杭設置法 |
2. 手入力が必要ない図面取込み機能

3.測点や幅杭などを簡単に追加!
測点追加(路線・縦断):任意測点範囲やカーブを選択し測点追加可能。
幅杭追加(路線・縦断):任意測点範囲でセンターからの距離に基づいて設置。路線上では比例法による設定も可能。
擦付自動計算(縦断):片勾配擦付点での測点と勾配を用いて、中間点の横断勾配を計算。

4.寸法は必要ナシ!座標から面積計算も可能に!
座標面積・分割計算:3点以上のX座標・Y座標を結んだ図形の面積を計算します。
- 座標面積計算 — 3点以上の座標点を結んだ多角形の図形の面積を計算。(距離と角度も計算されます)
- 分割計算 — 以下の3パターン
- 方向角面積計算 — 座標面積計算をした図形に、任意の報告角と分割面積に基づき、新点を算出。
- 1定点面積分割 — 分割基準点と分割面積に基づき、分割新点の座標を算出。
- 求積タイプ — 通常、宅地、宅地外の3パターンでの面積表示が可能。
- 座標三斜面積計算: X座標・Y座標をそれぞれ3点入力して、3点を結んだ面積を算出します。三角形が形成されるため展開図作成システムへの出力が可能になります。
- 3次元面積計算 — X座標・Y座標・高さのそれぞれ3つの座標を1組とします、それを3組使用して斜距離の三斜計算ができます。
三角形が形成されるため展開図作成システムへの出力が可能になります。


5.MC/MG(マシンコントロール/マシンガイダンス)対応
トータルステーションやGNSSの計測技術を用いて、施工機械の位置情報・施工情報、及び現場状況(施工状況)と設計値(三次元設計データ)との差異を車載モニタを通じてオペレータに提供し、操作をサポートするマシンガイダンスの技術に施工機械の油圧制御技術を組み合わせて、設計値(3次元設計データ)に従ってリアルタイムに自動制御し施工を行う技術のことです。マシンガイダンス(MG)とは
TS,GNSSの計測技術を用いて、施工機械の位置情報・施工情報、及び現場状況(施工状況)と設計値(三次元設計データ)との差異を車載モニタを通じてオペレータに提供し、操作をサポートする技術 (機械操作はオペレータが行う)
これらの技術により作業効率の向上、工期短縮や省人化が可能となり、工事現場での安全確保することが出来るようになりました。
加えて、評定や評価に関しては優遇、加点が期待できます。
上出来BEST8 土木システムでは、このマシンガイダンス・マシンコントロールで利用する3次元設計データ〔LandXML〕を作成することが出来ます。
出力データを、マシンガイダンス、又はマシンコントロール対応の建設機械制御機器又は制御ソフトウエアで読み込む事により、マシンコントロールでは自動制御による施工、マシンガイダンスではでは施工作業のサポートを実現します。


その他の便利な機能
土木測量システムで計算した座標データはBest-CADから取り込むことが出来、図面にマーカーとして追加をすることが出来ます。
また、Best-CADにある[測量連動]機能により2つのアプリケーション間でデータ連動が可能になります。
土木測量で計算したデータはSIMA形式やCSV形式に変換をすることが出来、直接機器と接続をしてデータの入出力をすることが出来ます。
また、横断SIMAファイルや路線SIMAファイルも取り込むことが可能です。
河川測量に対応しています。河川測量を選択することで、入力内容が河川測量に沿った内容に変更されます。
現場においては、TSの画面上で計測対象物の出来形形状と設計形状との違いを把握することが容易となり、さらに出来形帳票や出来形図がパソコンにより自動作成することを可能となりました。このTSは、出来形管理のみでなく起工測量や丁張り設置にも利用することが可能で、施工管理業務全般の効率化と丁張り計算等の省力化・ミス防止等が期待できます。
土木測量で作成した3次元設計情報をXML交換標準データに変換。 施工管理データ交換標準(案)等対応の観測機器でのTS出来形観測を可能にします。 又、観測後の出来形計測データを出来形管理で読み込み、出来形帳票の作成が出来ます。
